シバエビ    (根鰓亜目 クルマエビ科 ヨシエビ属) 学名 Metapenaeus joyneri  
■拡大画像 ■拡大画像
◆ 地方名
マエビ、オオダエビ、シバ、スエビ、アカヒゲ、シロエビ、イシモチ
◆ 分布
東京湾以南、新潟県以南、韓国、台湾、中国の沿岸から南シナ海に分布する。 内湾、内海の水深10〜30mの砂泥底に生息。伊勢湾・瀬戸内海・有明海に多い。
◆ 特徴
甲は薄く軟らかで、表面に細毛のある不規則な溝がある。額角上縁に7〜9歯と胃上歯、下縁無歯。触角上棘、肝上棘がある。尾節は側棘を欠く。第1〜3脚の基節に各1棘がある。
東京都港区の芝周辺で昔よくとられたことからシバエビの名がついた。
体長15cmに達するが、一般に10〜12Cm。寿命は満1年。
◆ 料理
塩茹、天ぷら、すり身、焼物、蒸し物、酢の物、剥き身にして中華料理の材料。
殻をとり、生のむき身をすり鉢ですって、卵黄と小麦粉、塩を入れて団子を作り、すまし汁の実にします。 この芝エビ団子のすまし汁の味は、上品な風味で一度食べたら忘れられないほどおいしい。
味の評価
甲殻類へ トップページへ 元に戻る