オキナヒメジ     (スズキ目 ヒメジ科 ウミヒゴイ属) 学名 Parupeneus spilurus
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◆ 地方名
メンドリ、オキベニサシ、セメンドリ
◆ 分布
南日本からフィリピンまで生息。南日本では浅い岩礁域で普通に見られる。
◆ 特徴
尾柄には側線下に広がらない明瞭な1個の暗褐色の鞍状斑紋があり、 その直前に大きな淡黄色の斑紋がある。尾柄の暗色斑はその背縁で不明瞭になり、円い斑紋になる傾向がある。 腹膜は白い。40p。
参照 ヒメジホウライヒメジオジサンタカサゴヒメジ
◆ 釣り
グレのフカセ釣りで外道としてたまに釣れる。そこそこの大きさになってくると、 結構いいアタリをして食い付いてくる。最初は期待をさせるのだがその引きは持続せず、すんなり海面に浮いてくる。
◆ 料理
地方によってはタイの代用として祝い事の活き造りにも用いられる。 身は白身で淡泊。ちょっと臭味があるが味は上品でおいしい。お奨めは煮つけ。意外と知られていないが塩焼き、 から揚げ、刺身、南蛮漬けなど何でもござれの万能魚。
味の評価
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