ブドウイカ    (頭足綱 ツツイカ目 ヤリイカ科) 学名 Loligo edulis foma budo
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◆ 地方名
マイカ(萩)、シロイカ、ボウズイカ
◆ 分布
日本海西部に分布するケンサキイカの季節型である。
◆ 特徴
ケンサキイカの小型で成熟するタイプで、典型的なケンサキイカと比べて胴が丸みを帯び腕が太く長い。
鰭の長さは外套長の65%ぐらい。腕の吸盤角質環の特徴はケンサキイカと同様截断状の歯が数個あるが、触腕掌部がケンサキイカに比し広く大きく、 ここの吸盤は第V腕の吸盤より大きい。外套膜は外見ケンサキイカより太目で(外套幅は長さの30%)、腹中線の肉畝は殆ど見られない。「白ずるめ」の材料は本種。
◆ 釣り
ケンサキイカに順ずる。
◆ 料理
アオリイカと並ぶイカの王様である。アオリイカ、スルメイカよりも身が柔らかく味も よく刺身に向く。焼き物、煮付け、干物、塩辛。
味の評価
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