トゲツノヤドカリ　　（甲殻類 十脚目 異尾下目 ヤドカリ科 ツノヤドカリ属）　学名　Diogenes edwaedsii　

◆　地方名

　　

◆　分布

新潟県・女川湾〜九州の両沿岸・香港に分布。砂底、砂泥底に生息。

◆　特徴

主として巻き貝の殻を住みかとし、そこに体を収め、殻を背負って歩く生活をする。普段は貝殻から頭胸部だけを出し、歩き回るが、危険を感じると、素早く殻の中に引っ込み、殻の口に鋏で蓋をする。
トゲツノヤドカリは左の大きいハサミに、常にヤドカリコテイソギンチャクを1個付着させることが多い。（右上の画像をクリック）
※画像の個体はコナガニシの殻に入っていた。