トゲカナガシラ     (カサゴ目 ホウボウ科 カナガシラ属) 学名 Lepidotrigla japonica
■拡大画像
◆ 地方名
カナガシラ、カナンド、カナド、カナ、ドロホデリ、ウグイガラ
◆ 分布
南日本沿岸、東シナ海、南シナ海に分布する。
◆ 特徴
ホウボウと混同しやすいが,ホウボウは胸びれが深緑色で青く縁どられ,下半部には小さな青色斑が散在するが,トゲカナガシラの胸びれ内面は赤から赤燈色で斑文がなく,このことから両者を簡単に見分げることが出来る。カナガシラとの違いは胸ひれが長い。
◆ 釣り
深場の岩混じりの砂場での底釣りの外道として掛かることがある。
◆ 料理
味はホウボウとあまり変わらない。少し小骨があるが、白身の魚で、鍋や味噌汁に入れるとダシが良く出ておいしい。他 刺身、天麩羅、チリ鍋、塩焼き、干物。カマボコの原料にも。
味の評価
カサゴ目ホウボウ科へ トップページへ 元に戻る