キアンコウ(ホンアンコウ)     (アンコウ目  アンコウ科 アンコウ属) 学名 Lophius litulon
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◆ 地方名
ホンアンコウ、アンコオ、アンコ、アゴ
◆ 分布
北海道以南、黄海、東シナ海北部に分布。水深100m以上の海底に生息する深海魚。 秋から冬にかけ産卵で浅瀬にくる。
◆ 特徴
本アンコウとも呼ばれ北日本に多く、体色はやや黄色味をおびた褐色で体長1.5mにもなる。 幼魚は各鰭が大きく浮遊生活を送る。
参照 アンコウ
◆ 釣り
◆ 料理
冬場は身が締まり、肝も大きくなっておいしい。アンコウはほとんど捨てるところがなく、肉、エラ、尾ビレ、胃袋、肝、卵巣、皮はアンコウの7つ道具といって食通には欠かせない。鍋料理でアンコウ鍋は最高。新鮮なものは身を削ぎ切りにしサッと湯引き冷水に取り水気を切り酢味噌、ポン酢で食べると美味。アラのから揚げはフグのから揚げに似ておいしい。

【栄養価】 アンコウは栄養価が非常に高く、皮膚や骨、目の老化を防止するコラーゲンや免疫機能を維持するビタミンAが多く含まれています。また、血圧やコレステロールの低下、心臓の機能強化や動脈硬化、脳卒中の予防するタウリンが多く含まれています。他にも、肝臓には老化現象の進行を抑制する働きがあるビタミンEが豊富に含まれているそうです。
味の評価
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