アオヤガラ     (トゲウオ目 ヤガラ科 ヤガラ属 ) 学名 Fistularia commersonii
■拡大画像(70cm)
◆ 地方名
フエフキ、ヤガラ、ヒヒフチャー。  和名の由来は青みがかっているヤガラであるから。
◆ 分布
本州中部以南、インド洋、西太平洋の沿岸インド洋、太平洋に広く分布。岩礁域の浅瀬表層域に生息。
◆ 特徴
日本ではアカヤガラとアオヤガラの2種が知られ、タツノオトシゴに近い魚。
体色は青緑色がかった灰色で、興奮すると暗色の横縞が現れる。アカヤガラと異なり、体の表面には小さな棘があり、ざらついている。両眼の間は平らである。尾柄部の側線鱗には後ろ向きの棘はなく、尾鰭の中央の鰭条は糸状に伸びる。
長い吻で小魚や甲殻類などを吸い込んで食べる。成長すると1.5mになる。
◆ 釣り
釣りではめったにつれる事は無い。
◆ 料理
アカヤガラに似るが、身に特有の臭みがあり美味しくない。干物、塩焼き、フライ。
山口県では食用にされる事はあまり無い。
味の評価
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