タチウオ     (スズキ目  タチウオ科 タチウオ属) 学名 Trichiurus japonicus
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◆ 地方名
タチ、サーベル、ハクウオ
◆ 分布
北海道以南の日本各地沿岸、世界の温帯〜熱帯海域に生息。
◆ 特徴
色は白銀色、尾部はひも状で、尾鰭と腹鰭がない。群れをつくり、200m以浅の砂泥底の近くにすみ、 夜間に海面近くまで浮上する。普通は頭を上にして体をまっすぐに立て、背鰭を使って遊泳しているが、小魚などを見つけると、全身をくねらせて勢いよく獲物に飛びつく。
体表の銀粉はマニキュアの原料にもなる。
◆ 釣り
釣り。やや重めの胴突きオモリで深めを狙う。、十分に間合いを取ってから静かに引き上げる。瞬間的な早アワセもバレやすい。乗っていたら強めにガッチリアワセるのがコツ。
波止では小アジなどを泳がせて電気ウキで釣るが、ウキが入ったら数秒待ってアワセる。船釣り同様、食い込むまでの間合いが大切だ。
餌はサンマの短冊。ルアー、カッタクリ釣りも。タチウオの歯は長くて鋭い犬歯をもち気が荒いので取り込み、ハリ外しは注意。
◆ 料理
塩焼き、西京漬け、油焼き、から揚げ。鮮度が良ければ刺身。
味の評価
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