ショウサイフグ     (フグ目  フグ科 トラフグ属) 学名 Takifugu snyderi  
■拡大画像
◆ 地方名
キンブク、スズメフグ、ナゴヤフグ、フグト、マフグ
◆ 分布
岩手県以南、東シナ海に分布する。沿岸に生息する。
◆ 特徴
体表は小さな棘がなく滑らかで、背部には暗褐色の網目模様があり、臀鰭は白い。 個体差はあるが、胸鰭の前方に不明瞭な斑紋があるものもいる。 産卵期が日本産ふぐの中では一番遅く、6〜7月頃。 全長30cm
◆ 釣り
餌を盗ったり、鋭い歯で仕掛けを切ったりするので嫌われ者。
釣り方には食わせ釣りのほかカットウ釣りがある。 独特の仕掛けを用いるカットウ釣りはアワセのタイミングが微妙なため奥が深く、 カワハギと並ぶマニアックな釣りとして熱狂的なファンを擁している。 体表に手を触れたりして刺激すると、皮膚から毒を放出するので注意。
◆ 料理
一応筋肉は食用になるがまれに毒がある可能性があるのでフグ料理の専門家でない限り釣り上げても決して食べないように。
ショウサイフグは、トラフグほどの味の深みはないが、唐揚げや一夜干し、鍋などで美味しい。
可食部位 筋肉
味の評価
フグ目へ トップページへ 元に戻る