トゲシャコ     (甲殻網 口脚目 トゲシャコ科) 学名 Harpiosquilla harpax
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◆ 地方名
ガザエビ、シャク、シャクナギ
◆ 分布
日本では相模湾以南に分布、インド−西太平洋に広く分布する。水深100m前後の砂泥底に生息する。
◆ 特徴
体色は黄褐色で、第2触角鱗片の剛毛はピンク色がかる。頭胸甲の後ろ側に切れ込みが無く、 尾節に斑紋があり、捕脚の前節(先から2番目の節)に大きな棘があることで区別できます。全長は25 cm。
◆ 料理
シャコを食るのは日本人とイタリヤ人だけ。産卵期である晩秋が中身が充実して、 独特の甘味をもつ時期である。江戸前鮨には欠かせない素材である。
寿司だね・天ぷら・酢の物・和え物等。
【シャコの茹で方と剥き方】
生きたシャコをアク取りをしながら10分間ほど塩茹でし、ザルに上げ自然にさます。
殻を剥ぐには頭を取除きハサミで鋏や脇腹の殻、脚を切り落とす。 この時背中の殻は頭から、腹皮は尾から頭に向かって剥でゆくのがコツ。 中からは表面が暗紫色に彩られた白い身が出てくる。
味の評価
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