サクラダイ     (スズキ目 ハタ科 サクラダイ属) 学名 Sacura margaritacea 
雌  ■拡大画像 雄  ■拡大画像
◆ 地方名
キンギョ、ウミキンギョ、オタマコロシ
◆ 分布
琉球列島をのぞく南日本、台湾に分布。温帯の沿岸岩礁域で、浅いところから深いところまで群れになって生息する。
◆ 特徴
体側の白斑(雄)がサクラの花のように見えることからこのような和名がついた。
雄は体が黄色みを帯びた紅色で体側に光沢のある白斑が散在し、背鰭の第三棘条と尾鰭の上下両端が糸状に伸びる。雌は橙赤色で、背鰭の棘条部の後方に黒斑が一個ある。
雌から雄に性転換する、雌性先熟型の雌雄同体魚である。
参照 ハタ科スライド
◆ 釣り
沖合で撒き餌をすると集まってくる餌盗りの代表的な小魚だ。雌雄ともに赤いので目立つ。
2004年11月23日尾島沖(水深80m)にて採取
◆ 料理
味は悪くなが身が少なく、味噌汁の具などにする。
味の評価
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