ニジマス     (サケ目  サケ科 サケ属) 学名 Oncorhynchus mykiss  
個体提供:鴨葱さん
■拡大画像(橋本川河口にて採取)
◆ 地方名
ショマ、レインボー、降海型をスチールヘッドと呼ぶ。
◆ 分布
自然分布はカムチャッカ半島、アラスカ、カナダ、アメリカ北部だが、現在では日本や南半球の国々に移植されている。日本へは1877年に移入されて以来、各地の養殖池や湖などに放流されており、北海道での一部の河川では自然繁殖もしている。
◆ 特徴
体側に小黒点が散在し、中央に虹色の縦帯がある。降海時には他のサケ属と同様一様に銀白色となるが吻が短いことで区別できる。肉食性で、水生昆虫や貝類、甲殻類、他の魚の卵や小魚などを食べる。 生まれてから2〜4年目で成熟し、他のサケ属シロザケなど)とは違い、成熟後は1回の繁殖行動では死なず、数年にわたって繁殖行動を行なう。普通は50cm前後であるが降海型もあり全長1m以上に達する。
◆ 釣り
ルアーフィッシングやフライフィッシングの対象魚としても有名である。 ニジマスは食いつきがよく、引きも良いため、「釣ってたのし・食べておいし」の魚である。
◆ 料理
身の色は餌や大きさによってさまざまで味も異なる。柔らかくて身割れしやすいので早めに鱗、エラ、わたを取って塩をふりヌメリをを落として水気を取っておく。
小さいものは塩焼き、オイル焼き、ムニエル、揚げ物、甘露煮等。大きいものは刺身。
味の評価
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