ムツ     (スズキ目  ムツ科 ムツ属) 学名 Seombrops boops
■拡大画像
◆ 地方名
クロムツ、カラス
◆ 分布
北海道以南〜鳥島、東シナ海に分布。幼魚は沿岸の浅所にいて、 成魚になると水深200〜700mの大陸棚斜面の岩礁帯に生息。
◆ 特徴
体は、紫色を帯びた黒色で、口の中も黒い。大きな口には、鋭い犬歯が一列に並んでいる。 幼魚は黄色みのある褐色。全長1,5m。
◆ 釣り
磯や防波堤で釣れるのはほとんど小型。沖合いでは根魚釣り好きの間では人気のある魚である。 200m以上の水深を、ワシを餌にし た胴付き釣りで狙う。アタリは明確であり、途中鋭い突っこみを見せる魚である。
◆ 料理
身はやや柔く淡白だが甘みがあり脂がのり美味しい。特に冬のクロムツの脂の乗った身は、 煮つけ、刺身、鍋などの料理に合う。他塩焼き、干物は絶品。
味の評価
スズキ目ムツ科へ トップページへ 元に戻る