マエソ     (ヒメ目 エソ科 マエソ属) 学名 Saurida sp2
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◆ 地方名
エソ、イソギス、エソギス
◆ 分布
本州中部以南から東シナ海、オーストラリアに分布。水深30〜40mの近海砂泥底に生息
◆ 特徴
体色は背側が灰褐色で腹側が白色、胸鰭が長く、尾鰭上縁に小黒点列を持たないことや尾鰭下縁が白色であることにより近縁種の「ワニエソ」「クロエソ」と区別される。南日本の砂泥底に棲息し、底曳網などで漁獲され、主に練製品に加工される。体長は約40cm。
エソ科にはマエソ属、アカエソ属、オキエソ属の三属があり、マエソ属にはマエソ、ワニエソ、トカゲエソの 三種があるとされている。一見しただけでは容易に三種を見分けすることはできない。
参照 マエソ、ワニエソの見分け方
◆ 釣り
◆ 料理
味は淡泊な白身で蒲鉾材料として使われる。小骨が多いのですり身にして鍋、味噌汁。 開いて干物にすると意外と美味しい。
味の評価
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