マダイ     (スズキ目 タイ科 マダイ属) 学名 Pagrus major
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 地方名
タイ、ホンダイ、サクラダイ
 分布
北海道以南、東シナ海、南シナ海に分布する。
 特徴
体は側扁して赤く、体側に小さな鮮やかな青斑が散在し、尾鰭の後縁は黒っぽい。全長1mに達し、20年以上生きる。春から初夏にかけて岩礁付近で産卵し、秋になると水温の低下に伴って深場へと移動する。水温が18℃以上で活発になり、12℃以下ではほとんど停止する。
 釣り
釣法は地方によりさまざま。萩周辺ではカカリ釣り(船を流さずアンカーを入れ固定して釣る)が主流。磯のカゴ釣りのテクニックを船に持ち込むことによりカカリ釣りは始まった。天ビン、カゴに大型ウキを付け流して釣る。従来の釣り法とは比べ物にならないほど広範囲にさぐるれる。ハリスをやや長めに、カブセはオキアミボイル、付け餌のオキアミは2匹抱き合わせるのが大物を釣るコツ。萩周辺では磯からも狙える。
 料理
味は淡白、で脂気は少ない。刺身はもちろんだが鯛飯、鯛茶漬け、鯛麺、鯛チリ。塩焼き、アラ煮、椀種、頭はカブト焼。 
味の評価
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