クエ     (スズキ目 ハタ科 マハタ属) 学名 Epinephelus bruneus
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◆ 地方名
アラ、アオナ、モロコ、クエマス
◆ 分布
>本州中部以南、台湾、東シナ海、南シナ海に分布。成魚は水深20〜200mの沿岸の沿岸の岩礁や砂泥底に単独で生息する。
◆ 特徴
若魚の体側には、やや不規則で明瞭な6,7本の暗色の横縞があるが、成長に伴い不明瞭になるり、労成魚になると完全に消失する。最大@,5m.、30K以上になる。
参照 ハタ科スライド
◆ 釣り
陸からの投げ込み釣りか船釣りで狙う。餌はサバ、アジ、イワシの一匹掛け。寄せ餌を充分に撒く。仕掛けを投入したら底を切ってハリ掛けした餌で誘うようにする。アタリがきたら充分に食い込ませ次に大きく合わせ竿を立てたまま強烈な引きに対処する。
クエのペースで道糸を引っ張り出されて巣穴に潜り込まれたら万事休す。死んでも出てこないといわれるほど頑固にへばりつき、99%は釣り師の負けとなる。竿先が海面に突き刺さるまで食い込ませたら、強引に締め上げる。大型なら取り込みは仲間の協力が必要である。
◆ 料理
身は最高級の白身でしっかりしていて、鍋物にはうってつけです。脂が良くのっているのに決してしつこくなく、“一度食ったら、ほかの魚はクエん”と言われるほどの至高の味わいがあります。
刺身は薄造りにする。弾力と粘りがあり美味しい。全て捨てるところがありません。内蔵、皮や軟骨までが、旨味のかたまりです。クエは大きければ大きいほど脂がのって美味しいです。
味の評価
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