ハタハタ     (スズキ目  ハタハタ科 ハタハタ属) 学名 Arctoscopus japonicus
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◆ 地方名
オキアジ、シマアジ、カタハ、カミナリウオ
◆ 分布
アラスカから北海道、本州の太平洋側(東北以北)および日本海側にかなり広く分布している。
水深150〜400mに棲息し、産卵期だけ浅場へと移動する。
日本近海には北海道・太平洋群、北海道西群、日本海北群、朝鮮半島東岸群などの産卵場の違いによる形態的に多少異なる群れがある。
◆ 特徴
体にウロコはなく側線もない。
日本海側の東北から山陰が主産地であり、底引網で年中獲れ、その他定置網、刺網もある。
産卵期は雷の多い11〜12月、水深2〜10m前後の浅場にある産卵場へ何百万尾もの大群で押し寄せる。
◆ 釣り
◆ 料理
白身で淡泊、骨離れがよく美味しい。 さまざな料理に向くが、産卵前には、よく脂がのり、よいだしも出るので鍋物などにも合う。 秋田県の名産として、ハタハタは有名で、「しょっつる鍋」「ハタハタ寿司」「ぶりこ(ハタハタの卵)」などが知られている。 ほか塩焼き、丸煮、粕漬け、干物、ぬか漬け等。ムニエルやフライ等洋風にも合う。
味の評価
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